今年の最後に最高のご報告を。

こんばんは!

 

2016年も、もう残りあと24時間ほどとなりました。

毎年思うことではありますが、早いですね~。

 

僕も、28日に仕事納めをし(とは言っても、昨日も事務所で仕事をしていましたが…)、落ち着いた年末年始を迎えられそうです。

 

 

さて、今年最後の記事ですが、当初は前回書いた東京旅行の続きを書く予定でした。が・・・

これは書かずにはいられない!という自分にとって素晴らしい出来事が起こりましたので、そのことについて書きたいと思います。

 

 

先日、今年の税理士試験の結果が発表されたのですが、おかげさまで合格することが出来ました。
税理士試験の勉強の基礎となる簿記を学び始めたのは、大学に入学した2006年。今から10年前のことです。
 
入学から1年半、毎日勉強してようやく日商簿記1級に合格することが出来たのが2008年。
その後、公認会計士試験の勉強を少ししましたが、勉強をやめて就職活動をしました。
 
縁あって北海道内の企業に内定をもらい、翌2010年の春に入社。
しかし、たった1年7ヶ月で退職。ここではあえて書きませんが、自分の中ではものすごくいろいろなことを感じた、重い時間でした。
僕は、自分の状態が悪いときは人との交わりを絶つタイプなのですが、この頃には完全にそのモードに入っていたため、ここから先のことはあまり人に話していません。
 
退職して実家に戻り、2011年の秋から税理士試験の勉強を開始。
元々、「将来的に税理士になれたらいいな」という思いはありましたが、それはあくまで前職でいろんな経験を積んだ後でということでしたから、かなり前倒ししてのスタートでした。
皆さんがどう思うかは分かりませんが、「3年は我慢しろ」とか「根性なし」といった声が当時の自分に対してあったのはたしかで、それを覆すには税理士になって一発逆転するしかないと思っていました。
 
翌年の2012年。初めて税理士試験を受験しましたが不合格(法人税法)。
試験では特別緊張するタイプではないのですが、このときはものすごく緊張して硬くなっていたのを思い出します。
ただ、初めての受験でしたし、勉強を始めた時期も途中からだったため、「まあ、仕方ないや」で終わりました。
 
続く2013年。そもそも、これまでの人生で人一倍勉強をしてきた自分ですが、その中でも最も勉強した1年でした。
しかし、この年も不合格(簿記論・消費税法・法人税法)。このときの精神的な痛みは尋常ではなく、「燃え尽きるまでやったのに結果が全く出ない」という最悪の状況でした。
さらに、とある大学の大学院を受験しましたが、これまた不合格。枯葉に近いような心にとどめを刺されたこのときは、もうボロボロでした。
この頃の数ヶ月間は、仕事もせず、目標も完全に見失っていましたから、まさにニートだったと思います。「神様はここまで自分を痛めつけるのか」と毎日毎日思っていました。
唯一の救いは馬でしたね。好きな馬の走りを見て、何とか気持ちが壊れる寸前で耐えることが出来たと思います。
 
2014年。風向きが変わります。
年が明けてすぐに2つの大学院を受験。2校とも合格し、なんとなく自分に縁があるなと感じた大学院に入学しました。
(もう1校は一度落とされていたので、「受かって蹴ってやろう」と決めていました)
高校や大学、資格の専門学校とは全く違う雰囲気・授業体制の下で充実した日々が始まりました。
この大学院進学も税理士試験に合格するためのものでしたから(大学院で修士論文を作成し、その論文が国税審議会の審査に通ると、税理士試験が一部免除になるというルールがあります)、税理士試験の勉強も並行して続けました。
そして、この年初めて税理士試験の科目合格を果たしました(法人税法)。手応えは決して良くはなかったのですが、このときの自分には運が巡ってきていたのだと思います。
さらに、秋からは週3回で税理士事務所でのアルバイトも始めました。約3年ぶりの仕事でしたが、委縮することなくのびのびやらせてもらえる環境で、こちらも楽しい時間でした。勝負所で全てがピタリと嵌った、そんな1年でしたね。
 
2015年。まがりなりにも、週4回の仕事、大学院の勉強(修士論文)、税理士試験の勉強の3つをこなした、とてもハードで苦しい時間でした。
ただ、ここで財務諸表論という科目に合格。勉強時間が確保出来ず、試験前も絶望的に感じていましたが、最後の数日間で自分でも鳥肌が立つくらい知識を詰め込んで、それが完璧に当たりました。しっかり勉強をこなしたというわけではないですが、限られた時間の中で最大の点数を獲りに行って受かった、というのもまた大きな収穫でした。
 
そして、今年2016年。
年始から論文の追い込み、提出、そして口頭試問。無事卒業が決まるまでは、精神的に非常に追い詰められ、極限に近い状態でした。
論文と仕事の繁忙期が完全にぶつかったというのも余計に苦しかったですね。
8月の税理士試験。今年も仕事が忙しく、昨年と同様に勉強時間が致命的に少ない状況でしたが、直前の調整がとても上手くいき、体調も精神面も非常に良い状態で臨むことが出来ました。ただ、変に期待して皮算用するとろくなことがないので、落ちたと思って期待せずに結果を待っていました・・・
 
ここに至るまでの10年間、本当にいろいろなことがありましたね。
生活した地域も大きく変わっていますし、社会的身分も何度も変わっています。
 
嬉しいことも楽しいこともいっぱいありましたが、苦しみも憎しみもいっぱいありました。そして、出会いも別れもありました。
そのようなこともあってか、合格して興奮するということはあまりなく、むしろこれまで味わってきた様々な気持ちやそのときの光景がひたすら頭の中で流れています。
大学院で書いた論文も含め、税理士試験の勉強を総括すると…何の誇張もなく「血を吐くような思い」でした。もう二度とやりたくない、というのが率直な気持ちですね。ただ、綺麗事抜きにして、そういったことの全てがあって、この日を迎えられたんだろうなと思います。
また、僕は元々気性が前向きですし、闘争心も野心もあった人間ですが、ストイックになり切れないと言いますか、大きなところを狙って自分よりも格上の人間と戦うときに、弱さというか諦めが出てしまうことがよくありました。
今回もそういった面は多分にあったのですが、仕事を辞めて背水の陣で挑んだことや、歳を重ねてより自分自身をコントロール出来るようになったこと、そして、馬を通して学ばせてもらったことを様々な面でふんだんに使い、昔の自分とは比べ物にならないくらいの闘争心、精神面での持続力を引き出すことが出来ました。
最後になりましたが、この5年間、本当に多くの方にお世話になりました。
特に、無職で試験にも受からなくて、まさにどん底だったあの頃の自分と親しくしてくださった方たちには、言葉に表せないくらい有難い気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
試験には受かったものの、現状は知識も実務経験も非常に浅く、正直言って仕事のレベルは低いです。また、自分が自分自身に求めているものは、今よりも遥かに高いところにあります。ですので、今後もとにかく地道に、一つ一つのことに謙虚に向き合って、様々な経験を積んでいきたいと思います。

 

 

このご報告を年の最後に出来ることを、本当に幸せに感じています。

 

今年一年間お世話になりました。来年もまたどうぞよろしくお願いします!

 

それでは、皆さんよいお年をお迎えください(*^-^*)

 

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コメント: 2
  • #1

    槇原かな (木曜日, 26 1月 2017 20:58)

    旅人さん、税理士、合格おめでとう!いろいろ大変だったんだね。でも、最終的にそこへたどり着いた旅人さん、素晴らしいと思います。ほんとにおめでとう!!!

    私は、相変わらず、OLをしながら細々と歌を歌って代わり映えのない生活ですが、

    最近は自分のこと、本当の意味で大切に思えて、毎日好きなものを食べるとか、お風呂に入るとか、ビールを飲むなど、ささやかな日常がしあわせです(笑)

    もちろん、音楽も続けていって、また人前で歌う機会も増やしていきたいです。

    旅人さんは、すごいなぁと、単純に思ったので、メッセージ残します。

    これからも大好きな馬を楽しみながら、お仕事がんばってね!

  • #2

    旅人 (土曜日, 04 2月 2017)

    かなぼんさん、ありがとうございます!!
    いろいろありました~もう二度と勉強したくないです(笑)
    でも、この5年間で自分にものすごい負荷をかけたので、その分成長出来たと思います。
    今年は仕事の方で大きな変化がある予定ですので、また新たな目標に向けて頑張ります!

    そうですよね。嫌なこと苦しいこともいっぱいありますが、だからこそ、そういったちょっとした幸せが身に沁みますよね。
    OLをしながら歌を歌う…すごいことですよ!周りの人に聞いても、たいていの人は思い切り打ち込めるものがないみたいですし、あったとしても実行できるバイタリティーがなかったりします。
    なので、かなぼんさんがやってきたことは誰にでも出来ることじゃありません。これからも歌うことを楽しんでください♪

    これからもちょっとずつ近況を更新していきますので、よかったらご覧ください(*^^*)